太っていた時の話
こんにちは!
今日は私が、太っていた時の話をしたいと思います。
私が最初に太っていた時期は小学3、4年の時です。
当時、身長は148㎝で体重は50kgありました。
お腹はもちろん出ていて、顔はパンパンでした。
体育の時に先生から
「気をつけの時は、つま先の向きを時計の11時と1時の方向に向けましょう。つま先を見て確認してみてください。」
と指示された時に、みんなは首を曲げて直ぐに確認していましたが、私は首を曲げてもお腹しか見えなかったので、ちょっと前屈みにならないとつま先の向きを確認出来ませんでした。
どこからどう見ても「肥満児」で、運動は全くできず、50m走は下から数えた方が早いくらい遅く、逆上がりも出来ませんでした。
そんな体型だったので、同級生からも「デブ」と言われた事もありましたし、家族からも「ブー」「ブーちゃん」と呼ばれていました。家族からといっても父親からだけでしたけど。
同級生や家族からも「デブ」と言われて、それがすごく嫌で、辛くて、時々夜中に泣いていた事もありました。
そんな時に陸上競技を始めました。
もともと喘息もあって、何か運動をした方が良いと医師から言われていた事もあり、兄の友人が陸上をしていたので、陸上を始める事になりました。
始めた頃はアップでヘトヘトになるくらい走れなかったですし、夜に喘息の発作もありました。
周りの子は細い子ばかりで、走るのも早くて、「場違いかな?」とか思ったりもしていましたが、そこで出会った友達のお陰で続けられました。
変化に気づいたのは小学6年の始めで、ふと鏡で自分の体を見たらあんなに出ていたお腹は凹んでいて、少し筋肉質になっていました。
顔もパンパンだったのに、頬がすっきりして、顎のラインがはっきりとなっていったのに気がつきました。
「おぉー!なんかスゲー変わってる!!」
あの時の変化に気づいた時の感動は今でも印象に残っています。
鏡を見ると溜息が出て嫌だったのに、もう溜息も出ないし、自分の容姿を見るのも嫌にならなくなりました。
体が筋肉質になったのと、身長も伸びて、ちょうど成長期のタイミングだった事もあって、大きく体が変化したと思いますが、痩せて体型も変わってすごく嬉しかったですね。
以前のように「デブ」と言われることはなくなりましたし、運動もできるようになりました。
体型が変わると自分に自信がつくようになりますし、気持ちも前向きに捉えられるようにもなった気がします。
変わる前や変わっている過程はキツイこともありましたが、変わってからは以前のキツかったことも楽にできるようになりました。
「自分は出来るんだ」という自信もついて、体だけでなく気持ちも変えることができました。
あの時に諦めずに続けていて良かったと思いますし、支えてくれた友人や親に感謝です。